代表の想い

現在の勤務先((株)リコー)を今年12月末日付で早期退職し、自分の法人を設立して福祉サービス事業を手掛ける予定です。

現在の勤務先では知財専門の関連会社に出向し、外国特許出願業務(特許明細書の日本語→英語への翻訳)に6年ほど携わって参りました。

福祉サービス事業についてはこれまで経験がありませんが、法改正に伴い、「障害者の生活の場を施設から地域社会へ」と行政方針が大きく転換する中で、受け皿となる障害者向けグループホームの数は不足しており、入居したくてもできないで困っておられる障害者さん・ご家族の方々が、全国で大勢おられます。そのような方々に、長期間に渡って安心・安全な住まいを提供することで、地域社会に貢献したいと考えました。

2011年の東日本大震災後、自分自身がリストラのターゲットとなり、数回の面談を伴う退職勧奨を受けた経験があります。私は幸いにして鬱など患うことはありませんでしたが、退職強要を通して受けた精神的・心理的プレッシャーは大変なものでした。それ故に、愛する家族を守るため、結果として精神的に追い詰められてしまった方々の心情は良く理解できます。

そこで、今回法人を立ち上げ、そうした精神障害者の方々へ生活の場を提供する、福祉サービス事業に取り組んでいくことを決断致しました。

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